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2007年6月更新
DCSのクラフトマンシップ 第1回 守られ続ける品質 照明器具は色々な素材を使っているので腕の良い職人さんと組むことが大切。世界中の良いパーツと日本の伝統技術を組み合わせることにこだわりを持っています。
OEMへの取り組みは30年余り
DCSのOEMへの取り組みは30年余り。開始にあたっては社内にデザイナー、図面を書ける人間がいたことが幸いした。デザイン事務所からの出発だったからできたことだ。

最初に手掛けた照明は竹製だった。竹は静岡の地場産業である。戦後、アメリカへのみやげものとして竹製品を輸出していたが1970年代に起こったドルショックの影響を受け多くの転業者がでた。デザイナーであった町田社長の兄は立ち行かなくなった地場産業にデザインの力を吹きこんだ。

木工もまた、静岡の地場産業である。DCSはこの強みを生かし様々なチャレンジに取り組んだ。こうして培われた木を扱う技術力が多くの照明メーカーに認められた。

ハンス‐アウネ・ヤコブソンのヤコブソンランプ、フランク・ロイド・ライトのタリアセンの生産もしている。OEM先の照明トップブランドメーカーを通してフランク・ロイド・ライト財団から指定された日本で唯一の生産工場である。


※OEM(オーイーエム)と は、Original Equipment Manufacturingの略で他社ブランドの製品を製造すること。または、Original Equipment Manufacturerの略で他社ブランドの製品を製造する企業。
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静岡、焼津駅から車で走ること20分。長閑な風景が広がる。お茶畑などもちらほらと。川沿いの緑の中にほっこりとDCS本社と工場が現れた。


設計から組み立てまでを一社で
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ヤマギワから発売されているヤコブセンの照明の部品。材質はイエローパイン。この素材を丸める機械をDCSで開発した。デンマークの工場からヒントを得て、機械を考案したのだ。現在、デンマークの工場は閉鎖してしまったので、この部品を作っている唯一の工場となった。
 
照明器具はありとあらゆる種類の素材を扱う。照明製造メーカーとして設計から組立てまで一社ですべてをまかなっているところはあまり類を見ない。

いかに良い職人さんと組むことができるかがポイントとなる。世界中の良いパーツと日本の伝統技術を組み合わせることにこだわりを持っているのだ。
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高度な技術を必要とする和紙貼り。


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OEMへの取り組みは30年余り保たれる品質と安全オリジナルブランドABOVO
   
特集アーカイブ
2008年12月更新 第5回 人と人を繋ぐ人
2008年6月更新 第4回 理想の光を求めて
2007年9月更新 第3回 木の仕事師
2007年7月更新 第2回 竹とともに生きる
2007年6月更新 第1回 守られ続ける品質
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